バンドー化学は3月30日、同社の研究開発に関する情報を掲載した技術レポート「バンドーテクニカルレポート No・22」を発刊したと発表した。
同レポートは、同社の新製品開発・技術開発の一端の紹介を目的とした新製品開発・技術開発に関する研究論文や新製品の紹介などで構成される総合技術レポートで、今回で第22号となった。、(1997年から年1回発刊)。
同社は、界面制御を中心とする分散技術をコア技術の要として位置付け、これに基づきゴム、エラストマーや樹脂に関する材料技術・加工技術・接着技術とナノ粒子創生技術を深耕・拡大し、さらに技術を活用して既存製品を改良するとともに、新製品の創出に取り組んでいる。今号では研究論文「高熱伝導放熱シートヒーテックス絶縁タイプの開発」、「銀ナノ粒子を用いた接合材料フロウメタルの無垢Cu基板との接合信頼性の検討」「乾式複合CVTベルトについて―高負荷・高効率化―」「ハイブリッドRIBエース―被水環境における高伝達仕様の開発―」「書き心地シートの開発」、技術資料「難燃耐熱コンベヤベルトの開発」、新製品紹介「固縛ベルト用張力計『ラッシングバイト』の紹介」「環境モニタリングに貢献する異物検査ツール『バンドーDEC―20』の紹介が掲載されている。