東ソー 2018年度入社式を開催

2018年04月05日

ゴムタイムス社

 東ソーは4月2日、東京都港区の本社で2018年度入社式を開催し、山本寿宣社長があいさつを行った。

 山本社長は、最初に同社の現状と方向性について語り、これまで種々の投資案件を手掛けたが、全てが上手くいったわけではないこと、今後も持続的に強く成長し続けるためには、全社員が今すべきことを必死に考え、実行していくことが必要で「それが自分たちに与えられた使命だ」と述べた。そして、今後もビジネスチャンスを的確に捉え、スピード感をもって果敢にチャレンジするとともに、研究開発にもより一層力を入れていく方針を示した。

 また、約30年前に制定した東ソースピリット①挑戦する意欲 ②冷たい状況認識 ③熱い対応 ④持続する意志 ⑤協力と感謝―を挙げ、「それが社風に繋がっていることをこれから体験してほしい」とした上で、3つのことを新入社員に求めた。

 1つ目は「夢は大事に抱え続けること」。初心を忘れず、今抱えている夢の実現に向けて仕事に励むことへの期待を示した。

 2つ目は「その道のプロになること」で、まずは職場に慣れると同時に知識・経験を積み、競合相手に打ち勝てるようにその道のプロを目指すことを要請。また、全体感を捉え、プロアクティブに行動できる人材となることも求めた。

 3つ目は「語学を勉強すること」。同社の事業や製品は今後も拡充の余地が充分にあり、海外展開におけるコミュニケーションのツールとして、語学力の向上を目指すことを呼び掛けた。

 そして、山本社長は「東ソーの将来を担うのは皆さん。ともに力を合わせて、東ソーの新しい時代を築くとともに、働き甲斐のある会社にしていこう」と結んだ。

 

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