日本ゴム精練工業会(JPMA、野田明志会長)は4月12日、平成30年度定期総会をニューハートピア温泉・長島(三重県桑名市長島町)で開催した。
会員企業19社24人が出席した。
冒頭、野田会長は国内外の政治・経済情勢などについて触れ、「先行きは予断を許さない状況だ」と指摘。その上で、日本ゴム精練工業会と関連の深いゴム産業界の新ゴム消費量について解説した。そこで、野田会長は17年の新ゴム消費量が129万2300tで、前年比1・1%増となったと説明し、その要因としては、「海外の経済が回復したほか、国内の個人消費が伸び、設備投資の改善も進んだ。そのほか、国内の自動車生産台数も前年を上回り、工業用品も好調だった」ことえお挙げた。