豊田合成は4月9日、同社が日本政策投資銀行(以下「DBJ」)の「環境格付」において、最高ランクを取得したと発表した。
今回取得したのは、「DBJ環境格付」の最高ランクである「環境への配慮に対する取り組みが特に先進的」という格付。
同社によると、特に高く評価されたのは3点。 まず、長期目標として「TG2050環境チャレンジ」を掲げ、CO2排出量の極小化を目指す専門チーム(社内ESCO)や、環境に配慮した工程を開発する分科会を立ち上げるなど、高度な環境経営を社内横断的に推進している点。
2点目は顧客とともにリサイクルしやすい製品の開発を推進しながら、軽量化と高機能化の両面から車両の燃費性能向上に取り組んでいること。
最後の3点目は、定期的な調査や連絡会を通じてサプライヤーとの間で環境配慮等について情報共有を図り、サプライヤーの体質強化を現地・現物で支援するなど、優れたサプライチェーン管理を実践していることだ。
同社は、「美しい地球環境を未来に残していくための取り組みを企業の使命と捉え、今後も全社を挙げて環境保全活動を推進していきたい」としている。
2018年04月09日