バンドー化学は4月13日、創立112周年記念式典を実施した。
式典は同社の創立記念日に合わせて行われ、吉井満隆社長をはじめ役員、従業員が出席した。
冒頭のメッセージで吉井社長は、まず同社の歴史について述べ、日本初のベルトメーカーとして1906年に創業し、エラストマー加工技術のパイオニアとなり「日本初」「世界初」の技術や製品を開発してきたと振り返った。
また、「小さく生んで、大きく育てる」方針の下、1970年代からグローバル展開に早期着手し、日・米・欧・亜の世界四極で生産販売体制を確立するに至ったと述べた。
続いて吉井社長は、現状を大きな変化点と位置付け、中長期経営計画「Breakthroughs for the future」(未来への躍進)の第2ステージを2018年度からスタートするにあたり、「着実な一歩を踏み出しましょう」と呼びかけた。
そして、「『ものづくりへの情熱』や『熱きバンドースピリッツ』を思い起こし、諸先輩方に感謝するとともに、グループ一丸となって、「未来への躍進」を目指してまいりましょう」と締めくくった。
式典に合わせ、社長特別賞や永年勤続従業員への表彰も行われた。