日本ゴム輸入協会がまとめた18年2月の天然ゴム輸入量(生ゴム)は、合計で5万9230t、前年同月比1・0%増(前年5万8645t)となり、7ヵ月連続の増加となった。
一方、輸入金額は102億9650万円で同17・5%減となり、14ヵ月ぶりに前年同月実績を下回った。
平均輸入単価はキロ当たり173・8円で、前月比8・0円安となり、3ヵ月連続で下落した。
天然ゴム輸入実績を振り返ると、17年は1月に5万983t(同13%減)でスタートしたものの、2月から6月までは増加傾向で推移した。7月は6ヵ月ぶりにいったん減少となったが、8月以降は再び増加に転じており、11月からは2桁増となり、18年1月もそれに続いたが、2月の増加率は前月に比べて大きく低下した。。
天然ゴムの主要需要先である自動車用タイヤ・チューブの国内生産実績(JATMA統計)によると、2月のタイヤ・チューブ生産量(ゴム量)は前年同月比3・9%増となり、4ヵ月連続で前年実績を上回った。
輸入金額については、16年12月に78億3338万円(同9%増)と増加と転じて以降、17年1月は99億3701万円(同6%増)、2月は124億7871万円(同49・1%増)、3月も169億7364万円(同81・5%増)、4月も
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