日本免震構造協会（ＪＳＳＩ）の新年賀詞交歓会は１月28日、明治記念館で会員、賛助会員、来賓ら総勢84名が参加して開催された。 冒頭、スピーチに立っ た西川孝夫会長は、「建設業界は大変な状況で、建設会社もピーク時60万社近くあったが、現在は50万社近くに減っている。危惧しているのは若い人が減っ ていることです。海外に行きたがらない若い社員が増えているのも国際化において心配です。 免震構造の分野は、一般建物から原子力発電所までいろいろな分野に発展してきています。 昨年12月柏崎でシンポジウムが開かれたのですが、免震構造の セッションは超満員でした。免震は今後どんどん発展するチャンスがあると思っております。また、協会としては免震構造は防災にとっていいということを適切 に広げていければいいと思います。 台湾から技術指導の要請があり、今後集中講義をする予定もあります。今後とも海外に向けてノウハウを共有していきたいと思います」と抱負を交えて語った。 引き続き来賓の国交省建築指導課の杉藤建築防災対策室長があいさつし、乾杯は日本免震構造協会の筒井伸也専務理事が行い、懇談が円卓を囲み繰り広げられた。
