東洋ゴム工業は4月24日、陸上・短距離の飯塚翔太選手らアスリートとスポンサー契約を締結したと発表した。
同社がスポンサー契約を結んだのは、リオデジャネイロ五輪4×100mリレー銀メダリストの飯塚翔太選手、陸上・女子短距離の市川華菜選手、プロゴルファーの比嘉真美子選手の3選手と、バイシクルモトクロス(BMX)プロ競技チーム「チーム ガン トリガー」(阪本章史選手兼監督、西村寧々花選手、島田遼選手、吉村樹希敢選手)の1チーム。
今後、契約選手が着用するウェアにコーポレートブランドである「TOYO TIRES」のロゴを掲出することによって、同社が各選手を応援する企業であることを発信していく。
同社では「『TOYO ONE TEAM Project』フォー・アスリート ウィー・アー・ヒア・ウィズ・ユー」とと命名したプロジェクトを立上げ、23日に本社大ホールに各選手を招き、エールを送るとともに社員と交流するイベントを開催した。
飯塚選手は「TOYO TIRESは『タイヤ』、私たちは『スパイクシューズ』と、『足』が大事だという共通点もあり縁を感じる。今まで以上に人の心を動かす走りを追求していく」と話した。
また、同社の清水隆史社長は「選手の皆さんから、本当に良い会社に応援してもらってよかったと心から喜んでいただけるよう、私たち一人ひとりが事業活動にまい進していきたい」と述べた。
同社では、各選手のチャレンジスピリットや競技に対する取り組み方、考え方に触れる社内コミュニケーションの機会を設け、アスリートの姿勢に学び、社員が啓発されるような活動も行うことにしている。
なお、飯塚選手、市川選手は、ミズノの所属選手。