豊田合成の18年3月期 自動車部品増販などで増収増益

2018年05月01日

ゴムタイムス社

 豊田合成の2018年3月期連結決算は、売上高が8069億3800万円で前期比6・8%増、営業利益は411億3600万円で同1・1%増、経常利益は432億円で同10・7%増、当期純利益は211億7500万円で同30・4%増となった。

 売上高は、自動車部品事業の販売の増加や為替変動の影響などにより増収となった。利益については、製品構成の悪化や固定費の増加などはあったものの、自動車部品事業の増販効果や為替変動の影響などにより増益となった。

 自動車部品事業は、主に国内外での販売の増加や為替の影響などにより、売上高は7923億9700万円で同7・5%増。利益については、増販効果や合理化にグループを挙げて取り組んだものの、製品構成の悪化や固定費の増加などにより、セグメント利益は419億8000万円で同9・2%減となった。

 オプトエレクトロニクス事業は、バックライト向けLED製品の販売減少などにより、売上高は145億4500万円で同21・6%減、セグメント損失は8億4400万円(前期のセグメント損失は55億8000万円)となった。

 2019年3月期の通期連結業績予想は、売上収益が8100億円、営業利益は440億円、税引前利益は450億円、当期利益は270億円を見込んでいる。19年3月期決算からIFRSを採用するため、前期比は示されていない。

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