ショーワグローブ(兵庫県姫路市、近藤修司社長)の17年12月期売上高は224億4000万円で前期比6%増と順調だった。
産業用手袋は全般的に良好で、自動車用は耐切創手袋シリーズ、食品産業用はニトリルゴム製の使いきり手袋「ニトリスト」シリーズが好調だった。
耐切創手袋については、現場作業者の「安全・安心」の維持・確保だけでなく、作業性と快適性の実現に向けた啓発活動に努めてきた。その結果、最近はユーザーも耐切創手袋を使う機運が高まってきたという。
また、家庭用は「ナイスハンドシリーズ」、作業用はライトグリップなど「グリップシリーズ」の主力品は順調で、コンビニやホームセンターでの販売は安定している。
同社では主力品の拡販とともに、新製品開発にも積極的だ。「新製品はしっかり啓発しながら世の中に広めることで、新製品を新たな成長エンジンにしていく」(同社)構えだ。
今期(18年12月期)も1月に「S‐TEX(エス・テックス)581」、4月にNo・3415「クロロプレンゴム製 耐溶剤手袋」「きれいな手 うす手」の新製品を相次ぎ上市した。
S‐TEX581は、素材