ゴムシート特集 入間川ゴム 17年度は汎用品・特殊品とも堅調 6月受注分より値上げを実施

2018年05月18日

ゴムタイムス社

 入間川ゴム(埼玉県狭山市、清水佑樹社長)の18年3月期の業績は、売上が伸びて増収となった一方、原料費を始め、副資材費、運送費、人件費などの上昇が響き、営業利益は前年並みとなった。

 シート製品については、特に大きな伸びを見せた品種は少ないものの、汎用品・特殊品ともに全般的に堅調だった。同社では景気の回復もこうした動きにプラスに作用したと見ている。

 マット製品もタテ筋ゴムマット・エスゴムマットともに堅調に推移した。エスゴムマットは駅構内の工事など土木関連の引き合いがあり、やや動きがよかったという。

 その中、今年1月には、展示会「彩の国ビジネスアリーナ2018」(さいたまスーパーアリーナ)に出展し、低反発ゴムとフッ素ゴムなどの製品を中心に展示を行った。その経験と反省を活かし、今後はゴムに特化した展示会など、ターゲットを絞った展示会への出展を行う考えで、12月に幕張メッセで開かれる「高機能プラスチック展」への出展を予定。ブースでは、シート・成型品の新製品や開発製品などを展示して顧客の反応や要望

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