三菱ケミカルは5月11日、連結子会社である日本合成化学工業を2019年4月を目処に合併する前提で詳細な検討に入ると発表した。
日本合成化学は、PVOH「ゴーセノール」、液晶表示用PVOHフィルム「OPLフィルム」、MVOH「ソアノール」などの合成樹脂製品を中心に事業を展開している。
同社は17年11月に日本合成化学工業を完全子会社化している。既存事業の収益拡大や新たな用途・新製品の開発等を通じ、グループとして成長を図るために、両社の経営資源を統合し最大限活用することが望ましいと判断し、合併を検討する。
今後詳細検討を進め、年内に合併の実施について結論を出す予定。