西川ゴム工業の2018年3月期連結決算は、売上高が962億5600万円で前期比3・7%増、営業利益は85億2600万円で同9・2%減、経常利益は95億4800万円で同0・7%減となった。当期純利益は、米国集団訴訟等の和解金を特別損失として計上した結果、25億1900万円(前年同期は純損失69億1400万円)となった。
分野別では、自動車用部品事業については、国内外ともに自動車生産台数が対前年比で増加したことから、売上高は921億3000万円で同4・4%増となった。営業利益は、労務費や原材料費などが増加したため、79億6500万円で同10・6%減となった。
一般産業資材事業では、政府による住宅ローン減税や住宅取得支援策の継続があったものの住宅着工戸数が前年同期比で減少したため、売上高は41億2500万円で同10・7%減となった。営業利益については、原価低減活動などにより5億6000万円で同15・0%増となった。
2019年3月期通期の連結業績予想は、売上高が970億円で前期比0・8%増、営業利益は87億円で同2・0%増、経常利益は95億円で同0・5%減、純利益は65億円で同158・0%増を見込んでいる。