櫻護謨の2018年3月期連結決算は、売上高は103億9200万円で前期比5・9%増、営業利益が8億300万円で同15・0%減、経常利益が8億800万円で同11・2%減、当期純利益が5億6700万円で同0・3%増となった。
消防・防災事業は、売上高が48億1300万円で同15・8%増、セグメント利益は1億9900万円で同49・4%増となった。消防用ホースの販売が減少したものの、防災資機材、テロ対策資機材、防災用特殊車両の販売が増加した。
航空・宇宙、工業用品事業は、売上高が51億100万円で同1・3%減、セグメント利益は8億1100万円で同19・4%減となった。航空・宇宙部門では、民間機用ゴムシール材の販売が大幅に増加した。工業用品部門では、金型関連は堅調だったものの、タンクシールは交換需要が大幅に減少し、販売減となった。
不動産賃貸事業は、売上高が4億7700万円で同1・6%減、セグメント利益は修繕費の増加により1億円で同13・6%減となった。
2019年3月期通期の連結業績予想は、売上高が102億円で前期比1・9%減、営業利益が7億4000万円で同7・9%減、経常利益が6億9000円で同14・6%減、当期純利益が4億5000万円で同20・7%減を見込んでいる。