日本ゴム工業会・統計委員会(ライニング製品関係5社)がまとめた1~3月のゴムライニング生産実績によると、国内・輸出を合わせた生産は114・1tで前年同期比0・7%減となり、微減ながら3四半期ぶりのマイナスとなった。
主力の化学工業用はソーダ工業用途が前年同期を上回った。また、電力や水処理装置などが大きく伸長したことで、その他用全体では3割強の増加となった。さらに、他の用途では、車両・船舶用が3割近い減少となったものの、鉄鋼用が大幅な増加だったほか、食品工業も伸びた。ただ、輸出が前年同期比9割強と激減したのが響き、全体では微減となった。
化学工業用は40・3tで同11・4%減。前四半期の増加から減少に転じた。
鉄鋼用は6・2tで
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