大阪ゴム工業会は5月18日、大阪市北区のザ・リッツ・カールトン大阪4階「ザ・ボールルーム」で第65回通常総会を開催した。
山内一郎会長(ヤマウチ代表取締役社長)のあいさつで始まった総会では、17年度事業報告および収支決算報告書、決算報告承認、18年度事業計画および収支予算案承認をいずれも原案通り承認可決した。
また、17年度は正会員として、大洋パッキング(今年1月にJASI株式会社大洋パッキング事業部へ社名変更)と高石工業の2社が入会。賛助会員には鈴五商事と新田ゴム工業の2社が入会したことを紹介した。
なお、任期満了に伴う理事、監事の改選が行われ、新会長に新田元庸ニッタ代表取締役社長が選任され、新副会長には石野政治東洋ゴム工業常務執行役員、十川利男十川ゴム代表取締役社長の2人が選任された。
総会終了後の懇親会であいさつに立った新田新会長は、「60余年を超える歴史ある当工業会の9代目の会長に選ばれ、大変身の引き締まる思いだ。山内前会長は青経会の原点回帰を目指すべく、本会との関係を明確にしたり、財務体質の強化に尽力されてきた。私もこの取り組みを前に進めてさせていきたい」と強調した。また、当会設立の目的について触れ、「会員相互の親睦を深めること、そしてゴム業界の発展に寄与することの2点」を挙げた上で、「事業計画を着実に実行していくとともに皆様からの意見もいただきたい」と語った。
最後に、「新執行部3人の平均年齢は58歳。前執行部の67歳から9歳若返ったことになる。世間では若返りというと