東海カーボンの100周年記念式典が5月22日、東京都千代田区のパレスホテルで盛大に開催された。
式典には得意先企業の代表ら約1000人が出席、創立100周年を祝った。
記念式典冒頭に同社の長坂一代表取締役社長が「100年の節目の年に記念式典を開催できるのは、大勢の方たちのご愛顧のおかげです。深く感謝を申し上げます」と感謝の言葉を述べた。
さらに長坂社長は「初心に返って、製品や技術、ガバナンス体制とあらゆる面において現状に満足することなく、弊社はこれからも相当変わっていくだろう。これからも失敗を恐れずに新しい事業を積極的に挑戦しながら、世界を舞台に魅力ある会社に成長していきたい」とあいさつを締めくくった。
来賓代表あいさつでは、株式会社三菱UFJ銀行の三毛兼承取締役頭取執行役員が「東海カーボンは、技術の東海として、技術力、先見性、従業員の皆様の英知とチームワークを結集して様々な難局を乗り越え、発展を続けてきた。業界のリーディングカンパニーとして成長して来られたことに敬意を称したい」とお祝いの言葉を述べた。
来賓あいさつの後、タイヤメーカー、経済産業省、化学メーカーなどの代表が登壇し、鏡開きが行われ、ブリヂストン調達担当である依田直久執行役員の乾杯の音頭で宴に入った。
宴半ばで、司会の元NHKの有働由美子アナウンサーが長坂社長に壇上でインタビューを行い、会場を盛り上げた。
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