日本自動車部品工業会　リケンの岡野氏が新会長に

　日本自動車部品工業会は、５月24日に開催した通常総会後の臨時理事会で新会長としてリケンの岡野教忠氏が就任したことを発表し、グランドプリンスホテル高輪で記者会見を開いた。

　岡野新会長は志藤昭彦前会長に対して「志藤前会長は自動車部品産業をめぐる多岐に渡る課題に対し的確に対処してきた。とくに、日本自動車部品工業会が昨年策定した『適正取引の推進と生産性・付加価値向上に向けた自主行動計画』について精力的に取り組んでいただいた」と労をねぎらった。

　また、岡野新会長は抱負として「志藤前会長が行ってきたことを引き継ぎ、様々な事業計画に取り組んでいく。今後の社会変革の方向性をしっかりと見据えながら、自動車部品産業の在り方について、様々な角度から当工業会の発展に貢献していきたい」と語った。