【8月開催】知っておきたい フッ素ゴムの基礎と応用【申込受付中】

2018年05月28日

ゴムタイムス社

知っておきたい フッ素ゴムの基礎と応用
~種類と特徴を正確に捉え、実際の応用例とトラブル対策を学ぶ~

  弊社ゴムタイムス社は、2018年8月3日13時30分~17時30分まで、森下文化センター3F第3研修室で『知っておきたい フッ素ゴムの基礎と応用』と題して技術セミナーを開催いたします。

◆趣旨
 今回のセミナーでは、(株)加藤事務所技術担当部長である講師が、長年の経験に基づき、フッ素ゴム開発の歴史に始まり各種フッ素ゴムの特徴を紹介するほか、フッ素ゴムを取り扱う際の注意点、海外市場の状況、新しいゴム薬品の応用、代表的なトラブルとその解決法などを具体的にわかりやすく解説していきます。フッ素ゴムを扱う技術者、導入を検討している経営者、フッ素ゴムの選定を課題にされている方、フッ素ゴムで新商品開発を課題にされている方、フッ素ゴムの営業に携わる方に最適なセミナーです。

◆概要
 フッ素ゴムはその卓越した耐熱性および耐油性から、広範囲な用途で現在使用されています。しかし、合成ゴムの中で際立って高価なフッ素ゴムは、その価格から万能なゴムというような誤解を生んでいることも事実です。

 NBRやアクリルゴム等でパフォーマンスが不足すると、フッ素ゴムなら大丈夫だろうという根拠のない判断から採用に走るケースが今でも皆無とはいえません。

 フッ素ゴムの国内消費は40年ほど前では年間400トン程度でしたが、今ではその10倍以上が消費されています。用途が広がってきたことで正しい認識が徐々に広まってきているものの、フッ素ゴムの種類も増えてきていることから、それらの特徴を正確に捉えて採用しなければ、せっかく高価な出費を決断してもコストに見合った成果が得られない可能性があります。

 講師は、会社勤務のほとんどの時間をフッ素ゴムの仕事に従事してきた経験から、自社品他社品を含めて多くのフッ素ゴムに直接触れる機会があり、個別の材料の特徴を正確に捉えている数少ない技術者との自負があります。

 今回のセミナーでは、フッ素ゴム開発の歴史に始まり各種フッ素ゴムの特徴を紹介するほか、長年の経験から得たフッ素ゴムを取り扱う際の注意点、海外市場の状況、新しいゴム薬品の応用、代表的なトラブルとその解決法などを具体的にわかりやすく解説していきます。

◆受講対象者 
◎フッ素ゴムを扱う技術者 
◎フッ素ゴムの導入を検討している経営者 
◎フッ素ゴムの選定を課題にされている方 
◎フッ素ゴムで新商品開発を課題にされている方 
◎フッ素ゴムの営業に携わる方

 

◆プログラム
1.合成ゴム開発の歴史
1)なぜ合成ゴムが必要となったのか? 
2)戦争との関わり合い 
3)フッ素ゴムの開発(DuPontの功績)

2.フッ素ゴムの落とし穴
1)フッ素ゴムは本当に耐熱性が高いか? 
2)フッ素ゴムの耐薬品性は本当に良好か? 
3)フッ素ゴムは案外水に弱い?

3.各種フッ素ゴムの特徴と用途例
1)弗化ビニリデン系フッ素ゴム 
2)TFE-PP系ゴム(アフラス) 
3)フロロシリコンゴム 
4)パーフルオロゴム 
5)その他のフッ素ゴム

4.代表的なトラブルとその解決方法
1)ポリオール加硫系で発生するトラブル 
2)過酸化物加硫系で発生するトラブル

5.配合上の工夫
1)特殊なMgOの利用 
2)特殊な過酸化物の利用

6.その他のフッ素ゴムの課題
1)海外でコンパウンドを購入する際の注意点 
2)圧縮永久歪みの目安は?

7.質疑応答
・フッ素ゴムメーカー間で差はあるのか? 
・ポリオール加硫品と過酸化物加硫品の使い分けは? 
・中国製のフッ素ゴムは使えるのか? 
・二次加硫は何処まで省略出来るのか? 
・フッ素ゴム用の可塑剤はあるのか? 
・フッ素ゴムは他のゴムと比べて滑りやすいのか? 
・フッ素ゴムにMTカーボン以外のカーボンは使えないのか? 
・フッ素ゴムで厚物を成形することは可能か? 
・今でもアミン加硫は使われているのか? 
・フッ素ゴム塗料を扱う際の注意点は?

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