主要上場ゴム企業の18年3月期決算の営業利益をランキングした。下位企業のランキングは大きな変動がなかったものの、上位3社は変動があった。
1位のNOKは前期比13・0%増。シール事業は販売増加、電子部品事業では自動化効果や為替の影響などで全体でも増益となり、2年ぶりに首位に返り咲いた。
2位のJSRは前年の3位から1つ順位を上げた。主力のエラストマー事業は価格改定で採算が改善したことに加え、低燃費タイヤ用のSSBRの販売数量も伸びたことで、営業利益は21・2%増と好調だった。この結果、前年1位の豊田合成は3位に順位を下げた。
4位から9位までは昨年と同じだったが、10位は昨年11位の日本バルカー工業が1つ順位