CMB特集 生産量が2年連続増加で13万t

2018年05月31日

ゴムタイムス社

 最近のゴム練りの生産量動向については、日本ゴム精練工業会(JPMA)が今年4月の定期総会で発表した。会員企業アンケートの調査結果によると、2017年のゴム練り生産量は、黒ものが11万6916t、色ものが1万19394tとなり、合計13万6310tとなった。
 15年が11万4370t、16年が12万291tで、生産量の減少傾向が15年で底を打ち、生産量が2年連続で増加している。
 要因としては、自動車生産台数の増加をはじめ、東京オリンピック開催に向けての特需、中国の環境規制による国内回帰需要などによるものが大きいと言われている。
 ただし、抱えている課題については、設備の老朽化が一番多い。次に人手不足、人材教育、従業員の高齢化、設備のメンテナンスの順番で様々な課題が浮かびあがっているのが現状だ。

 

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