オカモトは、6月28日開催予定の株主総会終了後に開催される取締役会で、岡本良幸代表取締役社長が代表取締役会長、田村俊夫専務取締役が代表取締役社長に就任する。
5月29日に開いた決算発表会の席上、岡本社長は「私が2011年に就任してから7年間、国内・海外で積極的に設備増強を進めてきた。特に、国内工場は7年間で250億円近い投資を行い、その結果、工場では効率化、生産量も増大し、それが売り上げにも結び付いてきた」と述べ、工場の内部改革に見通しがついたことを評価した。
その上で、岡本社長は「今後は国内だけでなく、海外市場の開拓に力を入れていく」とし、「地域では、北米、中国を中心とする東南アジア、製品では自動車の車両資材とコンドームに注力しながら海外戦略を構築していく」と述べた。
新社長に就任する田村氏は、同社入社後アメリカや香港に駐在。海外では車両資材やコンドームの販売