バンドー化学は6月6日、6月20日~22日に開催される「第22回機械要素技術展(M―Tech)」(東京ビッグサイト)に出展すると発表した。
今回の出展では、「環境・省エネ・高機能」をキーワードとした開発製品の紹介や製品によるデモンストレーションを行う。
主な出展製品としては、工作機械の摺動部に使用するシール材「バンドーワイパーエッジEX」、次世代の平ベルト駆動システム「平ベルト駆動システム(HFDシステム)」、高負荷ベルト「Ceptor―Ⅵ S3M、S5M」など。
「バンドーワイパーエッジEX」は、同社が長年培ってきたウレタンの配合技術・加工技術を活かし開発した製品。特徴はシール部に特殊ポリウレタンを用いることにより、耐クーラント性、耐摩耗性、高速摺動性に優れている点である。
平成25年度省エネ大賞を受賞した「平ベルト駆動システム(HFDシステム)」は、平ベルト、蛇行制御デバイス、オートテンショナを組み合わせてシステム化し、平ベルトの優れた特長を引き出したことで高い省エネ効果を実現している。
「Ceptor―Ⅵ S3M、S5M」は、心線への高強度ガラスの使用とゴムの高弾性化により、従来の小ピッチ歯形では対応できなかった高負荷領域まで使用が可能。ベルトの幅狭化が可能なため、コンパクト設計に貢献している。