再生ゴム特集 東洋ゴムチップ EPDM製チップ値上げ 中計で経常利益倍増目指す

2018年06月22日

ゴムタイムス社

 資源リサイクル事業を行うエンビプロホールディングス社のグループ企業である東洋ゴムチップ(群馬県前橋市、桑原厚二社長)の2018年6月期業績は弾性舗装材を中心に販売が拡大、売上高は計画に対し前期比106%となり、前期の過去最高実績である17億円強を確保する見通しとなった。

 経常利益は人件費、設備投資負担増により前期1億3700万円を若干下回る減益の見通し。

スポーツ施設

スポーツ施設

 売上高、収益に大きく貢献したのが幼稚園、公園の遊具周りに施工されるメインのEPDM製カラーチップ(弾性舗装材)。同社の弾性舗装材カラーゴムチップ(EPDM製)はカラーバリエーション(標準12色)も豊富で、弾性、耐久性、耐候性、透水性に優れており、柔らかい歩行感、転倒時の安全性に高い評価を得ている。特にスポーツ施設での人工芝は発がん性問題も払拭されたことで昨年下期以降から一気に潜在需要が活発化、また、オリンピック関連需要として競技場の補助グランドの下地材としてのゴムチップ需要も動き始めている。

 一方、同社が製造販売する

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