【新社長インタビュー】東北ゴム 磯崎勇一社長 日立金属とのシナジーを本格化 ニーズ活かした新製品開発目指す

2018年06月22日

ゴムタイムス社

■ 新社長インタビュー

日立金属とのシナジーを本格化
ニーズ活かした新製品開発目指す

東北ゴム 磯崎勇一社長


 

―社長就任の抱負を。

 1985年に日立電線(現・日立金属)に入社以来、一貫して製造現場におり、電線の被覆材としてゴム材料に関わる機会も多かった。電線と比較すると、当社の製品は機能品の位置付けで付加価値も高い。製品の特長を出すことでヒット商品が生まれる可能性も感じている。

 当社の強みは自社で研究開発を行っており、独自の配合設計により特長を持った商品開発ができるところだ。従来品が売上の大半を占める現状だが、顧客の声に耳を傾けながら、新製品を開発・拡販していきたい。

―経営方針について。

 予算達成のために事業基盤の強化を目指す。具体的には収益性の改善。「Z―1ライナー」や「エレリーク」といった従来品を伸ばす一方で、小規模品の集約を進めていく。ハンドレールで安定的な利益を確保しつつ、ホース・シート分野で特長のある商品を開発し、顧客のニーズに対応していく方針だ。

 スローガンとしては年初に発表した「やり抜く気概、やり切る社風 果敢にチャレンジ 東北ゴム」で1年間やっていきたい。従業員一人ひとりが主役となれるやりがいのある職場作りと、社会に貢献できる製品作りを進める。

磯崎勇一社長

磯崎勇一社長

―製品開発について。

 社長就任後に顧客訪問した中でも、新規開発品を待望されていることを実感した。今後は設計が営業に同行する形でお客様

 

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