ニッタは6月15日、同社のインドにおける連結子会社Nitta Corporation India Pvt. Ltd.(以下NCI)で昨年4月より計画を進めていた新工場が完成し、6月12日に開所式を執り行ったと発表した。
開所式には、NCIマネージング・ディレクターのRavi Swaminathan氏をはじめ、ニッタから代表取締役社長の新田元庸氏を含む役員3名、NCI従業員、顧客を含む約80名が参加。ゲスト来場の際は地元の音楽演奏を交えながら出迎え、その後インド式ランプの儀式、開運祈願を行った後、テープカットを行った。また式典では多数のゲストより祝辞も届いた。その後、工場内設備の見学会や、NCI役員、マネージャーの紹介などを行った。
新工場の主な加工品目はベルト製品、ホース・チューブ製品。工場の延べ床面積は約2300㎡で、本格稼動時期は今年4月となっている。NCIでは、事業展開するインド市場の需要の高まりに対応するべく、新工場への移転を進めてきた。今後は二次加工機能を強化し、よりタイムリーな納期対応に取り組み、多様な顧客ニーズに応えていくとしている。