東北工業用ゴム製品卸商業組合(冨田和彦理事長)は6月15日、仙台サンプラザで第39回通常総会を開催した。
冒頭、安倍能典副理事長が開会のあいさつを述べたあと、冨田理事長は東北地区で建設が決定した次世代放射光施設について触れ、19年度に着工、23年度に運用開始する計画になっていると説明し、「次世代放射光施設は東北地区での経済波及効果が期待できる」と述べた。また、昨年の組合活動では「会員相互の交流会や親睦会をはじめ、商品展示会を開催したことにより、会員増加につながった。今年に入ってはホームページもリニューアルし、きめ細かく情報発信を行っていく。今後も組合員に役立つ活動を行っていきたい」と抱負を語った。
議案は17年度事業報告の件、同年度財産目録、貸借対照表、損益計算書、剰余金処分案、監査報告の件、18年度事業計画案と同収支予算案承認の件、同年度経費の賦課割合と徴収方法決定の件、同年度借入金最高限度額決定の件を主要議題に審議、いずれも原案通り可決承認された。