カネカ 次亜塩素酸ソーダを値上げ

2018年06月20日

ゴムタイムス社

 カネカは6月20日、次亜塩素酸ソーダを7月1日出荷分から、キログラム当たり6円以上値上げすると発表した。

 同社の次亜塩素酸ソーダ事業は、電力価格や原料価格の上昇に加え、物流面でもドライバーの確保や燃料価格の上昇により輸送コストが増大し、事業収益が悪化しており、今後も製造設備の修繕や更新費用などの製造にかかるコストの増大が想定されている。

 こうした状況の下、同社は、需要家への安定供給のためには価格改定を実施せざるを得ないと判断し、値上げに踏み切った。

 次亜塩素酸ソーダは、上下水道やプールの殺菌消毒、漂白剤、中和剤など幅広い用途に利用されている。

 

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