2018年上半期のゴム・樹脂関連企業の社長交代は17社となり、前年同期の21社を下回った。
デジタル化や車のEV化の流れの中、米中の経済摩擦や原油価格の高止まり、物流コストといった課題に加え、働き方改革関連法への対応も迫られるなど、新社長にはバランスの良い舵取りが求められそうだ。
BASFジャパンは、2月1日付で、石田博基副社長執行役員が代表取締役社長に就任した。
石田氏は1968年生まれ、兵庫県出身。
三菱ケミカルは、4月1日付で、和賀昌之常務執行役員・情電・ディスプレイ部門長が代表取締役社長に就任した。
和賀氏は1958年4月10日生まれ、東京都出身。
クリヤマホールディングスは1月1日、能勢広宣・新代表取締役CEOが就任した。
能勢CEOは1962年生まれ。
高分子計器は、明石好太氏が代表取締役社長に就任した。
テクノUMGは、テクノポリマーの平野勇人取締役社長が取締役社長に就任した。
同社は、JSR、宇部興産、三菱ケミカルのABS樹脂事業統合会社で、4月1日に設立された。
中部ゴムは、1月29日開催の株主総会と取締役会で、坂下広司氏が代表取締役社長に就任した。
東洋ゴム化工品は、東洋ゴム工業の石野政治・常務執行役員免震ゴム対策統括本部長、コーポレート統括部門事業構造改革室長が4月1日付で社長に就任した。
三菱ケミカル旭化成エチレンは、4月1日付で、沼田宏明代表取締役副社長が代表取締役社長に就任した。
ブリヂストンスポーツは、定時株主総会と取締役会で、山田良二氏が代表取締役社長に就任した。
旭化成ワッカーシリコーンは、4月1日付けで、マルチェロ・オレスターノ氏が代表取締役社長(マネージングディレクター)に就任した。
オレスターノ氏はイタリア国籍で1965年9月17日生まれの52歳。伊ワッカー社のマネージングディレクターなどを歴任した。
関西化工は、2月9日、下條琢夫氏が代表取締役社長に就任した。
バンドー・I・C・Sは、取締役専務執行役員の本田裕治氏が代表取締役社長に就任した。
ナンシンは、4月1日付で、齋藤邦彦代表取締役専務・管理本部長が代表取締役社長に就任した。