ニッタ 耐熱感圧センサシートを発売

2018年06月27日

ゴムタイムス社

 ニッタは6月25日、開発を進めてきた面圧力分布測定システム用センサシートの新シリーズとして、耐熱感圧センサシートの販売を9月から開始すると発表した。

 発売されるのは「I‐SCAN」の100HT、150HT、210HTの3種類のサイズのセンサシートで、最大200℃で使用可能で、計測部の厚さが0・2ミリと極薄なほか、迅速で安心なサポートが可能な日本製であることが特徴。

 主な用途として、電池貼り合わせ時の圧力測定やローラーニップ圧力測定、電子部品積層プレス圧力分布測定、温度が加わる加圧工程の用途全般などが想定されている。

 これまで同社は、圧力分布をリアルタイムに測定する面圧分布測定システムと、用途に合わせた多彩な機能・形状のセンサシートを開発してきており、昨今、電気・電子部品業界や印刷業界において加熱・加圧中の機材使用環境下でも精度の高い圧力分布測定への要望が高まってきたことから、新たな独自製法により高温環境下でも使用可能なセンサシートの開発を進めていた。

 

耐熱感圧センサシート

耐熱感圧センサシート

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