ニュースの焦点 「東部ゴム商品展示会」が盛況

2018年06月28日

ゴムタイムス社

 東部工業用ゴム製品卸商業組合が6月19日に東京浅草で開いた「商品展示説明会」が盛況のうちに閉幕した。第6回目となる今回は「来て見て学んで明日への糧パートⅥ」と題し、組合員23社、メーカーである賛助会員29社が合計52社が出展した。来場者は前回を上回る1000人以上が訪れた。

 各企業の出展物で目立ったのは、「改正Rohs2」など環境規制に対応したホースやベルト、シートとともにゴムと樹脂、ゴムと金属などを複合した製品が数多く展示・紹介されていたことだ。自動車業界を始め、産業構造が大きく変化する中、「安全・安心」「軽量化」など顧客が求めるニーズに応えた製品を開発・販売することで、変化に乗り遅れまいとするゴム企業が多いようだ。

 会場でインタビューに応じた東部ゴム商組の山上茂久理事長は「商品展示会を開催できるのも賛助会員の協力があってこそ」と述べた上で、「組合員の商品知識向上に役立つ事業を継続できたことは喜ばしい」と語った。

 また、商品展示会は現在、組合員と賛助会員のみが参加できるが、機械工具など関連団体も

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