シリコーンゴム特集 東レ・ダウコーニング 新製品開発と安定供給能力を強化

2018年07月06日

ゴムタイムス社

 東レ・ダウコーニング(東京都千代田区、畑愼一郎社長)のシリコーンゴムは、自動車分野を中心に、建築・土木、エレクトロニクス、ビューティーケア、など多様な分野で使われている。

 シリコーンゴムの17年度の需要動向は、国内・グローバルともに堅調に推移した。

 主力の自動車分野については、ミラブルタイプはターボチャージャーホース用、シールや0リング、ダイヤフラムなどの動きがよく、液状タイプはエアバッグコーティングなどの用途で底堅い需要があった。

 18年度に入ってからの足元の動向では、各分野での投資が活発なこともあって需給バランスがタイトな状況が続いている。

 主要な事業戦略として、同社ではグローバル市場でリーダーとしての地位獲得を挙げ、「自動車分野をはじめとする大きな変化の中で、いかにお客様のチャレンジと成長に貢献する製品を生み出せるかが鍵となる」(久保出康之マーケティングマネージャー)との認識から、イノベーションの加速による新製品開発と安定供給能力の強化に特に

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