日本ベルトエンドレス工業会 定時総会で各地区が近況報告

2018年06月28日

ゴムタイムス社

 日本ベルトエンドレス工業会は6月26日、大阪府大阪市のスイスホテル南海大阪で第45回定時総会を開催した。
 冒頭、羽渕繁会長はまず、6月に発生した大阪府北部地震について「各地区の工業会の皆様からお見舞いと温かいお言葉をいただいた」と感謝の意を表した。
 また、現場でAIを用いた自動化について取り上げ「将来、自動化により、無くなる可能性の高い職業や無くならない可能性が高い職業が話題になる。エンドレス業界は、自動化が難しい職業のひとつではないか。ベルトとベルトの一番弱い部分を保障する技術で、我々の仕事の重要性は極めて高い。個の技術向上や安全第一を重要視し、当工業会を運営していきたい」と強調した。

 総会では、17年度事業経過報告、同年度収支決算報告、18年度事業計画案、同年度収支予算案などが審議され、いずれも原案通り可決承認された。
 役員一部変更の件については、前回の総会から理事2人の変更があり、朝日ベルトエンドレスの稲富章造東北ベルトエンドレス工業会・会長と、バンドーI・C・Sの小林秀夫近畿ベルトエンドレス工業会・副会長が紹介された。

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