昭和ホールディングス・グループにおけるゴム事業の中核を担う昭和ゴムと昭和ゴムアジアカンパニーは6月27日、中期経営計画「アクセルプランギヤ3 『再発進』2018ー2023」を策定したと発表した。
同中計の基本方針として、「アジアのネットワーク、製品開発から製造技術のノウハウを活かし、提携先を拡大して防食、環境、民生分野に特化した専門商社化にシフト」を掲げ、その実現に向けて、ゴム事業の重点施策3本柱を①ライニング強化、②アジア提携戦術③グローバル商社機能の強化と定めた。
これらにより、商社機能強化による市場拡大を通じ、中計最終年度である2023年のゴム事業の売上高は22億5000万円を目指していく。
重点施策3本柱のうち、「ライニング強化」では、技術・実績データのデータベースにより、顧客が要求する情報をスピーディに提供し、日本の施工者の増強や技術者の育成をしていく。また、アジア地域の産業高度化に対応する高品質、長寿命の製品を供給するほか、最適地生産により適正価格での供給を行っていく。
2018年06月28日