東洋ゴム工業は５月14日、プレミアムＳＵＶ用スポーツタイヤ「プロクセス・スポーツＳＵＶ」を６月１日から全国で発売すると発表した。
グローバル・フラッグシップタイヤブランド「プロクセス」シリーズで発売されるもので、サイズは16サイズ、価格はオープン。
同社では、日本市場においてＳＵＶ用タイヤのラインナップを拡充し、ＳＵＶ車両の普及とともに多様化の進む国内でのニーズにミートする商品を新たにカバーし、お客様の満足度を高めていくとしている。
新製品「プロクセス・スポーツＳＵＶ」は、タイヤラベリング制度におけるウェットグリップ性能で最高グレードとなる「ａ」を全サイズで実現したプレミアムＳＵＶ用スポーツタイヤ。独自の材料設計基盤技術、ナノバランステクノロジーを用いて新しく開発したゴムコンパウンドをはじめ、トレッドのブロックの変形を抑制して設置面積を保持するテーパー（面取り）の採用、リブの接地長を伸ばし、接地圧を均一に分布させる独自のリブ設計など種々の独自技術を採用し、同社の従来品「プロクセス Ｔ１ スポーツＳＵＶ」比で制動距離を７％短縮するなど、高いレベルでのウェットグリップ性能を実現した。
また、プレミアムＳＵＶ用スポーツタイヤとして期待される操縦安定性能を実現するため、独自のコンピューターシミュレーション技術を駆使し、タイヤの挙動や構造にアプローチしてその最適化を図っている。
「プロクセス・スポーツＳＵＶ」は国内のオンロードでより上質なＳＵＶの走りを実現するために、ドライ操縦安定性能やウェット操縦安定性能、ウェットグリップ性能、摩耗ライフ、転がり抵抗性能など、多彩な性能を高い次元でバランスさせている。
