東洋ゴム工業は4月12日、三菱自動車工業が3月1日から国内で販売を開始した新型コンパクトSUV「エクリプス クロス」に、新車装着用タイヤとして同社製タイヤ「プロクセスR44」が採用されたと発表した。
採用タイヤには、走行時のエネルギーロスを低減するために、ナノレベルでゴム材料開発を制御する独自の材料設計基盤技術である「ナノバランス・テクノロジー」が駆使されている。スタイリッシュなクーペフォルムにダイナミックなSUVの機動力を融合させた新型「エクリプス クロス」が、求める意のままの操縦性と卓越した安定性を実現するのに最適なタイヤとして開発された。
同社製タイヤは、これまで、三菱自動車工業のSUVカテゴリー車両である「アウトランダー」「アウトランダーPHEV」にも採用されている。
同社は、グローバルでの新車装着用タイヤに占めるピックアップトラック/SUV/CUV用タイヤの販売構成比率を、2020年に50%にすることをめざしている。