コンチネンタルタイヤ・ジャパンは3月6日、コンチネンタルタイヤがタイのラヨーン県に建設したタイヤ工場で起工式を執り行ったと発表した。
昨年11月21日に行われた起工式には、メナム地区の自治会長であるChalee Chotiwong氏、コンチネンタルの経営陣、現地プロジェクトチーム、サプライヤーなどが出席した。
新タイヤ工場のプロジェクトリーダーであるVignesh Devasenapathy氏は「本プロジェクトは順調に進んでおり、今年3月末までにゴム練り工程エリアが完成する予定だ。全建設作業の完了は今年末を予定している」と述べている。
コンチネンタルタイヤは、2022年までに約400万台の乗用車・ライトトラック用タイヤの生産を予定しており、第一段階として合計約2億5000万ユーロの長期投資を決定している。2019年の事業開始に向け、タイで約900人の雇用を創出する予定。ラヨーン県の新しいタイヤ工場は、1999年以来5番目となるグリーンフィールド投資による工場建設であり、これにより、世界におけるコンチネンタルタイヤ部門のタイヤ生産拠点が17ヵ国、21工場に拡大される。新工場の面積は約75万平方メートルで、年間最大2500万個のタイヤ生産が可能。ラヨーン工場は、最先端の技術を備え、コンチネンタルタイヤで最も環境に優しい工場となる予定。