ブリヂストンは4月6日、東日本宇佐美株式会社・野田中央店で、「タイヤの日」安全啓発活動を一般ドライバー向けに実施した。
全国一斉の安全啓発活動は、顧客並びにタイヤ販売店にタイヤの日常点検の重要性を再認識してもらうことを目的に行っている。啓発活動には、ブリヂストンタイヤジャパンの従業員だけでなく、研究施設、工場の従業員なども含め、多くの従業員、幹部が参加した。
同日、ブリヂストンの清水実専務執行役が野田中央店を訪問し、給油に訪れた一般ドライバーにタイヤ空気圧などの日常点検の重要性を説明し、タイヤメンテナンス方法などが記載されたリーフレットなどを配布した。
清水氏はJATMAのタイヤ点検結果で、19%の車に整備不良が出ており、その内、16%が空気圧不足によるものだと説明し「安全に走るためには点検を欠かせてはいけない。空気圧不足だと、エコピア、レグノなどのタイヤを装着していても、そのタイヤ性能がしっかりと出ない。年に1回のタイヤの日だけでなく、皆で顧客に訴求し、日々に定着させていかないといけない」とタイヤ点検の重要性を強調した。
「ちゃんと買い」の浸透度については「お客様相談室にも、良いタイヤを選んでよかったとお褒めの言葉を随分もらっている。軽自動車の販売比率が益々増えてくると、タイヤの販売単価は減る傾向にあるが、ちゃんと買いを推進することにより、ブリヂストンではタイヤ単価は上がっている。お客様も満足し、販売店にとっても単価が上がり、売上が向上するので、WIN・WINの関係を築けている。ただ、まだ全部に浸透しているわけではないので、今後もこの活動を続けていく」と話した。
清水氏は、この後もタイヤショップやカーディーラーを訪問し、タイヤ点検の重要性を啓発した。