オートバックスグループをはじめ、オートアフターマーケットに関わるメーカーや小売店が加盟している団体のAAAL(オートアフターマーケット活性化連合、住野公一代表)は4月21~22日の間、千葉県柏市のスーパーオートバックスかしわ沼南店にて「2018洗車の日」イベントを開催した。
2008年度よりスタートした同イベントは、今回で10年目を迎えた。
住野代表は「洗車の日を通じて、車を大事にしてもらいたい。今後はマスマーケティングではなく、今あるものを長く使っていく方向に向かっている。車を50年、60年と長く乗っていくためには、1台、1台、車を綺麗に保つことが重要。その第1歩が洗車だ」と同イベントの意義を述べ、今後の方向性については「現在、洗車の日のイベントはカー用品店が中心になって行っているが、今後はホームセンターなど様々な場所を通じて、洗車の日を一緒に開催していきたい」と述べた。
同イベントでは、洗車用品メーカー12社による洗車実演、体験販売、エントランス内にブースを設置。各ブースは洗車の手順を中心に、ヘッドライトのくもり取りやワックス掛け、車の傷補修など洗車のプロが来訪者に商品を使い方や疑問に答えていた。
「洗車の日」は、AAALが自動車保有台数の減少、若者の車離れなどにより減少傾向にある自動車関連事業市場に対して、洗車をきっかけに車に触れる機会を増やしていくために、4月28日を「洗車の日」に制定し、製造や販売の垣根を超えた需要喚起に取り組んでいる。
ちなみに、「良い艶(ツヤ)をもったクルマにしよう」というテーマで、「ヨイツヤ」の語呂合わせから4月28日を洗車の日にしている。