横浜ゴムは4月27日、同社ホームページの建設車両用・産業車両用タイヤのサイトを一新したと発表した。
ユーザーの利便性向上を図るため、車種別にタイヤを検索できるようになったほか、タイヤの用途とパターンの種類や溝の深さなどを表示するTRAコードや、ラジアル、バイアスで絞り込みができるようになっている。また、サイズリストには、タイヤのサイズに加え、外径や総幅などのスペック情報を充実させた。デザインはトラック・バス用タイヤサイトを踏襲し、パソコンからだけでなくスマートフォンやタブレットからの見やすさも工夫している。
これに先立ち、3月には、新商品「710R」発売に伴うトラック・バス用タイヤサイトのリニューアルと、愛知タイヤ工業のコーポレートサイトのリニューアルも完了している。
同社では、2016年7月にオランダのアライアンス・タイヤ・グループを、また、2017年3月に愛知タイヤ工業を買収しており、2018年2月に発表した新中期経営計画「グランドデザイン2020」では、建設車両用や産業車両用、農業機械用タイヤなどのオフハイウェイタイヤを成長ドライバーとみて事業拡大戦略を掲げている。これに向け、ウェブサイトを一層有効に活用し販売促進を行い、ユーザーの利便性を考慮したウェブサイト運用を行う方針だ。