GfKジャパンは5月24日、自動車タイヤの4月の販売速報を発表した。
販売本数は前年比4%減で6ヵ月ぶりに減少、販売金額は同1%増となった。
前年同月は主要小売店の値上げ告知にともない駆け込み需要が高まり始めた時期であり、今年は当時の販売本数をやや下回る結果となった。ただし、サイズ別にみると一部好調なセグメントもみられ、特にミニバン・セダン向けサイズの205/60/16は前年同月から40%弱拡大と、大幅に伸長した。
自動車タイヤの税抜き平均価格は、上述の販売価格引き上げなどにより前年から上昇基調が続いており、4月も前年同月から5%上昇した。