年頭所感2017 ブリヂストン 津谷正明CEO

2017年01月16日

ゴムタイムス社

 2017年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 昨年の世界経済は、全体として緩やかな回復が続いたものの、政治・経済面においては、依然として不安定な状況が継続しました。また国内外の様々な産業界において再編が起こるなど、まさに激動の一年でした。

 こうした環境下におきましても、当社グループは経営の最終目標である「真のグローバル企業」、「業界において全てに『断トツ』」の達成に向けて着実に取り組みを進め、経営改革の重点課題3項目である「グローバル企業文化の育成」、「グローバル経営人材の育成」、「グローバル経営体制の整備」の全ての面で大きな手応えを感じることができました。特に一般社団法人日本取締役協会が新たに開設したコーポレートガバナンス・オブ・ザ・イヤーの第一回Grand Prize Company(大賞企業)を賜った事を大変名誉に思い、更に上を目指して邁進致します。

 なお、昨年はリオデジャネイロで、ワールドワイドオリンピックパートナーとして初めての大会を迎え、日本及び米国におけるパラリンピック代表選手団サポートも果たせました。また、オリンピックムーブメントやスポーツの力を、年間を通じて伝えていくデジタルプラットフォームであるオリンピックチャンネルの創設メンバーともなり、更には東京2020パラリンピック競技大会のゴールドパートナーともなりました。世界最高のプラットフォームを使ったブランド活動を更に推進致します。

 本年につきましても、不透明な経営環境が続くことが予想されますが、そのような環境においても当社グループは経営改革のフレームワークを堅持し、経営の最終目標に向かって、経営改革を推進して参ります。

 本年も皆様の一層のご指導、ご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 

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