タイヤメーカー各社が3月に発表した新車装着(OE)情報は、以下の通り。
◆横浜ゴム
横浜ゴムは3月10日、トヨタ自動車が1月12日に発売した新型「ヴィッツ」の新車装着用(OE)タイヤとして「ヨコハマdB・E70」「ブルーアースE70」「S73」の納入を開始したと発表した。
装着サイズはヨコハマdB・E70が195/50R16・84V、ブルーアースE70が175/70R14・84S、S73が165/70R14・81S。日本、オーストラリア、ニュージーランドで販売される車種に装着される。
ヨコハマdB・E70は高い静粛性にプライオリティを置いて開発したOEタイヤ。ハイレベルな静粛性に加え、優れた走行安定性や高い剛性、快適な乗心地を実現し、低燃費性能も追求している。
ブルーアースE70とS73は「環境性能のさらなる向上+人に、社会にやさしい」をテーマとした、横浜ゴムのグローバルタイヤブランドブルーアースの基盤設計や材料技術を採用し、低燃費性能を高めながら安全性能と快適性能をバランスさせた乗用車用サマータイヤ。
◆住友ゴム
住友ゴム工業は3月14日、北米で発売されるフィアット・クライスラー・オートモービルズの新型ジープ「コンパス」にファルケン「ワイルドピークH/T HT01A2」の納入を開始したと発表した。
コンパスは、オンロード・オフロードを問わず高い走行性能を実現するコンパクトSUV。今回装着されるワイルドピークH/T HT01A2は、車両の求める優れた操縦安定性能・快適性能・耐久性能を高次元で実現した。
◆日本ミシュランタイヤ
日本ミシュランタイヤは3月22日、ミシュランが新型ポルシェ911「GT3」向けに専用設計した「ミシュラン・パイロット・スポーツ・カップ2」が新車装着タイヤとして採用されたと発表した。
同製品は、サーキット走行でのタイムアップに主眼に置きながらも、公道での走行に必要な性能を犠牲にしないタイヤ作りを目指して開発されたサーキットタイヤ。
従来の「N0」と比べ、ラップタイムの向上のみならず、より高い操縦安定性とスポーティなハンドリング性能を実現。公道での通常使用はもちろん、厳しい条件下でのサーキット走行でも高い安全性を確保すると同時に、高速で走る悦びを堪能できる。