欧州タイヤ・ゴム製造協会(ETRMA)は7月14日、2017年上半期の市販用タイヤの出荷実績を発表した。
同協会によると、上半期のコンシューマータイヤの出荷本数は1億201万9000本で前年同期比1%減。トラック用タイヤは486万2000本で同7%増、農業用タイヤは78億2000万本で同2%減、二輪車用タイヤは624万8000本で同3%増となった。
また、第2四半期のコンシューマータイヤの出荷本数は4656万本で前年同期比6%減。トラック用タイヤは224万4000本で同1%減、農業用タイヤは37万6000本で同4%減、二輪車用タイヤは255万本で同4%減となった。
2017年の第2四半期は第1四半期に比べ大幅に減速し、全てのセグメント、特にコンシューマーセグメントでマイナスとなった。しかし上半期を見ると、トラックタイヤの7%増などがあり、マイナスはそれほど顕著ではない。
ETRMAのメンバーシップには、アポロ・ヴェレデスティン、ブリヂストン・ヨーロッパ、ブリサ、クーパータイヤ、コンチネンタル、グッドイヤー・ダンロップ・タイヤ・ヨーロッパ、ハンコック、マランゴーニ、ミシュラン、ミタス、ノキアン・タイヤ、ピレリ・アンド・トレルボルグ・ホイール・システムズが含まれている。