ホットマンの2018年3月期第1四半期連結決算は、売上高が48億9900万円、営業利益は1億9400万円、経常利益は2億1300万円、四半期純利益は1億3600万円となった。
主たる事業であるイエローハット事業では、車検獲得の強化を通じ、関連するタイヤ販売やオイル交換件数の増加を図るとともに、ポリマーや鈑金などのカーメンテナンス工賃収入の増加など、気候に影響されない安定した利益を確保することに注力した。
また、春先まで寒い日が続いたことに伴い夏タイヤの需要が4月に集中し、売上高は順調に推移した。この結果、同事業の売上高は38億6800万円、セグメント利益は2億5400万円となった。
TSUTAYA事業は、主力の書籍の品揃えと販売の強化を実施し、顧客の利便性とリピート率の向上に注力したが、売上高は低調に推移した。結果、同事業の売上高は5億5500万円、セグメント損失は600万円となった。
アップガレージ事業については、中古カー用品の買取強化を実施し、顧客のニーズにあった在庫の確保に注力し、売上高は順調に推移した。これにより同事業の売上高は2億5500万円、セグメント利益は2200万円となった。
その他のダイソー事業・カーセブン事業・保険事業・不動産賃貸事業では、売上高は順調に推移した。自遊空間事業・宝くじ事業は売上高が低調に推移した。この結果、売上高は2億1900万円、セグメント利益は2100万円となった。
通期の連結業績予想は前回予想からの修正はなく、売上高は201億7000万円で前期比0・5%増、営業利益は2億2000万円で同14・9%増、経常利益は2億7000万円で同2・9%増、純利益は1億3000万円で同56・3%増を見込んでいる。