横浜ゴムは10月4日、乗用車用スタッドレスタイヤ「アイスガード6」とSUV・ピックアップトラック向けマッドテレーンタイヤ「ジオランダーM/T・G003」が今年度のグッドデザイン賞を受賞したと発表した。
アイスガード6は、アイスガードの基本コンセプトである「氷に効く」「永く効く」「燃費に効く」に加え「ウェットに効く」「音に効く」を新たなベネフィットとして追加した。
スタッドレスタイヤの最重要性能である氷上制動を大幅に向上させつつ、ウェット性能を一段と高めることに成功。また、パターンノイズやロードノイズも大幅に低減している。
一方、ジオランダーM/T・G003はマッド・ロック・ダート・砂利などあらゆる路面でのオフロード性能に加え優れたロングライフ性能を実現。さらに逞しくアグレッシブなデザインにこだわったほか、オンロードでの静粛性や快適性にも配慮している。
今回、優れたデザイン性や性能、ユーザーの目線に立った利便性などが評価された。
これまでタイヤ製品では、2002年にタイヤ業界で初めてエコロジーデザイン賞を受賞した「エコタイヤDNA」シリーズを皮切りに、09年にプレミアムコンフォートタイヤ「アドバンdB」、10年にスタンダード低燃費タイヤ「ブルーアースAE―01」、11年にトラック・バス用スタッドレスタイヤ「ゼン903ZW」、12年にSUV用タイヤ「ジオランダーSUV」と乗用車用スタッドレスタイヤ「アイスガード・ファイブ」、昨年SUV向けオールテレーンタイヤ「ジオランダーA/T G015」がグッドデザイン賞を受賞している。
タイヤ製品以外でも、次世代環境タイヤコンセプト「ブルーアース」やタイヤ空気圧モニタリングシステム、ゴルフ用品、介護福祉商品など多分野で受賞している。