横浜ゴムは10月24日、創立100周年を記念し、最新の軽量化設計による環境貢献を目指した先進技術コンセプトタイヤ「ブルーアース―エアーEF21」を開発したと発表した。
開発サイズは205/55R16・91Vの1サイズ。国内で年内に限定発売を予定している。
同タイヤは燃費向上を目的とした車両全体の軽量化への寄与、使用材料の省資源化による環境貢献を目指し、ヨコハマの最新の軽量設計技術を採用。軽量で薄く、かつ高剛性な構造を実現し、質量で約25%の軽量化を達成した。
また、新たに開発した専用コンパウンドと最先端のゴム混合技術「A.R.T.ミキシング」を採用。国内タイヤラベリング制度で転がり抵抗性能「AAA」、ウェットグリップ性能「a」の最高グレードを獲得しており、優れた低燃費性能とウェット性能を発揮する。
なお、同製品は10月25日~11月5日(一般公開は10月28日~)に東京ビッグサイトで開催される「第45回東京モーターショー2017」の横浜ゴムブースで世界初公開する。
「ブルーアース」シリーズは「環境性能のさらなる向上+人に、社会にやさしい」をテーマとした横浜ゴムのグローバルタイヤブランド。低燃費タイヤ最高グレードを提供するフラッグシップタイヤ「ブルーアース―1 EF20」、ハイパフォーマンス低燃費タイヤ「ブルーアース―A」、ミニバン・クロスオーバーSUV用低燃費タイヤ「ブルーアースRV―02」、ハイト系コンパクトカーと軽自動車向けタイヤ「ブルーアースRV―02CK」、低燃費スタンダードタイヤ「ブルーアースAE―01F」などを展開している。