住友ゴム工業は10月25日、ダンロップ/ファルケンブランドのコンセプトタイヤが、同日から11月5日まで東京ビッグサイトで開催される「第45回東京モーターショー2017」出品のコンセプトカーに装着されると発表した。
これらのコンセプトタイヤは同社ブース内でも展示を行い、各車両のコンセプトを体現したタイヤを見ることができる。
スバルでは、インプレッサ・スポーツをベースに、より気軽に運転を楽しみたくなる、新しいスポーツ価値を提案するデザインコンセプトカーのインプレッサ・フューチャー・スポーツ・コンセプトに、サイズ225/40R18のファルケンのコンセプトタイヤが装着された。同タイヤは、スポーティーでスタイリッシュ、さらに快適な走りを連想させる。
ダイハツ工業は、忙しい母親を支える、モアスペース系軽自動車の使い勝手の良さをさらに高めた新提案であるU―スペースに、先進的かつユニークなパターンデザインを採用した、サイズ165/50R16のダンロップのコンセプトタイヤを装着した。
また、日常と趣味の両立を実現するコンパクトでスタイリッシュなSUVのDN TRECには、ダンロップの力強いパターンデザイン、ホイールとタイヤサイド部を一体化したデザインを採用した、サイズ215/55R18のコンセプトタイヤが装着されている。
トヨタ自動車では、低炭素社会におけるモビリティを想定した、水素をエネルギー源とする燃料電池自動車であり、電動車ならではの自由なレイアウトを活かした「プレミアムサルーンの新しいかたち」として提案するコンセプトカートヨタ・ファイン―コンフォート・ライドに、サイズ195/80―17のダンロップ「ジャイロブレイド」を装着した。
同タイヤは、車両とマッチした力強いトレッドパターンと、独特の重なりを持ったスポークデザインのエアレスタイヤで、移動時のタイヤトラブルに配慮、パンクレスな世界を提案するコンセプトタイヤである。
トヨタ車体は、カーシェアリングやライドシェアリングの時代を想定し、シェアリングの機能性や利便性をミニマムサイズのカプセルに詰め込んだ、誰もが気軽に移動を楽しむことができる2人乗りの超小型モビリティであるワンダー―カプセル・コンセプトに「ジャイロブレイド」のタイヤサイズ115/90―13を装着した。
車の特徴に合わせたトレッドパターンと独自のジグザグスポークを採用したエアレスタイヤで、パンクトラブルを無くすことで、移動時のストレス低減を実現する。
本田技研工業では、EV専用プラットフォームを採用して、ホンダのアイデンティティであるスポーツマインドを実現したホンダ・スポーツ・EVコンセプトと、EV専用プラットフォームを採用して、将来量産化に向けて技術とデザインを両立したホンダ・アーバン・EVコンセプトに、EVモデルに沿ったコンセントのモチーフを入れたコンセプトタイヤであるダンロップのタイヤサイズ225/40R20が装着された。
ホンダ・スポーツ・EVコンセプトは、扱いやすいコンパクトなボディに人とクルマがひとつになったような未体験の走りを実現したモデル。ホンダ・アーバン・EVコンセプトは、都市の移動に適したコンパクトなボディに「キビキビした走り」と「愛着と親しみやすさ」をシンプル、かつアイコニックに表現したモデルである。
三菱自動車工業は、同社が得意とするEV技術と四輪制御技術に代表されるSUVノウハウを融合・進化させるとともに、新たにAI技術を搭載したクロスオーバーSUVタイプの新世代ハイパフォーマンスEVであるミツビシ・e―エボリューション・コンセプトに、グリップやコーナリング性能など、走破性をイメージしたサイズ285/45R21のファルケンのSUVコンセプトタイヤを装着した。
ヤマハ発動機では、ユニークなダイヤモンド型シートレイアウトにより、4人乗車と2台のモーターサイクル搭載をコンパクトサイズで両立した「ヤマハの遊びをリードする」デザインコンセプトモデルであるクロス・ハブ・コンセプトに、サイドウォールデザインに工夫を凝らし、大径ホイールの存在感や躍動感を表現したサイズ235/75R17のファルケンのコンセプトタイヤを装着している。