東拓工業(大阪市淀川区・豊田耕三社長)は、7月18~20日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれる「第4回無電柱化推進展」に出展し、角型TACレックスやメタルパワーを中心にブースで紹介すると発表した。
角型多条敷設管(角型難燃FEP)のパイオニア「角型TACレックス」は発売開始20年の豊富な実績を持つ。高密度ポリエチレン製の角型と円筒が交互に連続成形された独自の構造により、整直性と可とう性を両立。
従来、電線共同溝で使用されているCCVP管に比べ曲管や管台が不要で、管と管を密着・段積でき、コンパクトに配管できることから、コスト縮減と施工性に貢献できる。
(一財)土木研究センターにおける建設技術審査証明報告書を取得しており、また、浅層埋設実大実験(載荷輪数10万輪相当の走行試験)で検証をおこない、国土交通省の浅層埋設基準に適用可能な性能を持つ管路材。活用効果は条数にもよるが、40%程度のコスト削減が可能である。
メタルパワー(地中埋設用強化可とう電線保護管)は鋼板と難燃性ポリエチレンの波付け複合構造により、圧縮強度が高く、浅層埋設・道路下埋設・高圧引き込み・電線共同溝等に使用可能。長年の信頼と実績により、電力会社をはじめ太陽光、風力発電など民間・官公庁物件を問わず多数採用されている。
なお、同社の小間番号は5E-30となっている。