錦湖タイヤ 青島双星への株式売却が完了

2018年07月10日

ゴムタイムス社

 外電によると、韓国のタイヤ大手の錦湖タイヤは、中国タイヤ大手の青島双星(ダブルスター)への株式売却が完了したと発表した。ダブルスターが45%の株式を取得し、筆頭株主となった。経営は引き続き錦湖タイヤの経営陣が担う。

 錦湖タイヤはダブルスターを引受先とする第三者割当増資で約6463億ウォン(約640億円)を調達した。メインバンクの韓国産業銀行の株式持ち分は42%から23・1%に減った。

 錦湖タイヤの金宗鎬(キム・ジョンホ)会長は、6日に開催された株主総会で「筆頭株主のダブルスターと研究開発(R&D)や経営、営業面などで相乗効果を高めて、収益性を向上させる」と強調した。

 ダブルスターは4月、錦湖タイヤを買収することで、同社の銀行債権団と合意していた。

 

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